努力はうらぎらない、頑張れば夢は叶う(白眼)

よい言葉に騙されないようにしましょう。

特にビジネスという領域ではスポーツよりも結果が見えづらいが為に良い言葉にコロッと騙される人がいます。人には向き不向きがあります。

例えば知性、精神状態の問題があります。
ひらがなしか読めない方には、翻訳の仕事はできません
重度の鬱病の方には、高い営業能力が求められる業での新規開業は難しいです。

これに加えて住環境の問題があります
また、アフリカにすんでいる方が、千葉県の地域活性化のためのビジネスを行っても成功率は低いです。
同様に、人口が減少する地域でコンシューマー向けのビジネスを行っても難易度が高いです。

ただ、創業支援で食べている方はの中にはこうしたことを無視してポジティブなことをいい続ける人がいます。

「志」や「努力」だけではこえることのできない壁の存在を認識してください。

創業者に必要な能力であまりおおっぴらじゃないもの

1.事務処理能力
創業し、決算を無事終えるために企業は一定の 事務処理能力を有す必要があります。
登記、確定申告を始めとした書類仕事は事務処理能力が無いかたにとってはかなりの負担です。
これが苦手な方は費やすエネルギーが他の方よりかかります。仮に顧問税理士等を雇えたとしてもコストがかかりますし、財務状況が理解できない場合、黒字倒産の可能性もぐっとあがります。
こういう方でもパートナーがいれば成功するという意見もありますが、コストが余分にかかり、横領、使い込みに気づくことができません。


2.資産
住宅ローン等の返済のため、お金を稼がなければならない方は、研究開発型のビジネスには向いていません。 また、大きい金額の資金調達ができない方は薄利多売のビジネスで失敗する可能性が飛躍的にあがります。逆にパトロン、スポンサーがいたり、実家が金持ちだったりすると成功する可能性は当然あがります。
ちなみに、ソーシャルビジネスで存続する企業の大半は、金持ちの道楽、別名グラントで成り立っています。


3.容姿
プレゼンや交渉ごとの成功率は容姿によって左右されるという研究結果があります。
また、同じものかうなら美男美女から買いたいのが人情です。経営者≒営業マン≒サービサーなスタートアップにとってここで生き死にが別れることも少なくありません。またパトロンを見つけやすくなるという効果もあります。

またおもいついたら追記しますがとりあえず

創業するときに廃業のことを視野にいれないやつはバカちん

本当にビックリするんだけど、最近の起業家の中には、端からみて無謀だと考える創業計画をたてる人がいる。

その中でも特に驚くのが廃業計画をたてていない人の存在。
「失敗しても大丈夫なようにリスクをヘッジします」なんて言っているにも関わらず、共同出資の株式会社形態をとっている企業の多いこと多いこと。

こうした人たちは、廃業をするときにどんな手続きがあるか改めて考えてほしい。
例えば、廃業するには株主総会での決議が必要なんだけど仮に友人と共同で株を持っている場合、自分の都合でやめることはできなくなる。

貸借対照表上は、債務がなかったとしても、借りている不動産の退去費用や、未計上の退職金の支払いで大幅な赤字になるケースもある。

万が一無傷で辞めることに成功しても、元起業家の転職市場での価値は低い。
「失敗は経験になる」なんて評価するのは一部の外資だけだし、そうした企業の定着率は低い。


もちろん、起業でかけられるレバレッジは大きい。だからこそ、ダメージも大きいことを覚悟して、撤退戦略も真摯に考えて欲しいと思う。